地域公共政策士資格とは
地域公共政策士は、
地域公共人材の能力を認定する資格です。
地域公共政策士の制度では、地域の直面する課題を発見し、解決に向けて取り組むことができる人材の育成を目指しています。
地域公共政策士の資格には、学部レベルの〈初級地域公共政策士〉と大学院レベルの〈地域公共政策士〉の2つがあります。地域公共政策士の資格を取得する過程では、地域公共人材として、地域の課題の発見と解決のために必要な知識の習得と現場で活躍するために必要なスキルの獲得を目指しています。
大学、自治体、経済団体、NPOの連携を通じて、地域のさまざまな課題を目指す人材を育成しています。
地域公共政策士資格のメリット
- 地域公共政策士資格は、質保証された資格です。
地域や社会の中で実践的に活躍できる人材であることを証明するものです。 - 大学・大学院での学びを深め、地域で働くための専門性を磨くことができます。
- 地域公共政策士資格取得者のネットワークがあり、活躍の場を広げていくことができます。
地域公共政策士資格制度の背景と現状
2000年代 | 2000年代に龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)での5年間の研究成果から「地域公共人材」の概念が生まれ、「地域公共政策士資格」を開発しました。 EUの教育と職能を統合した資格枠組み(European Qualifications Framework : EQF)を参照し、日本では教育の学位と職業上の資格を同じフレームワークとすることを目指しました。 |
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2009年 | 一般財団法人 地域公共人材開発機構(COLPU)を設立しました。 |
2010年代 | 2010年代に京都にある公共政策系の学部や大学院が連携し、地域公共政策士資格教育プログラムの運用に向けた動きが進んできました。 大学院レベルの〈地域公共政策士〉、学部レベルの〈初級地域公共政策士〉の運用を行いました。 琉球大学や立教大学といった京都以外の地域での資格運用が始まりました。 |